2015年1月5日

東京ラカン塾精神分析セミネール:ラカンのセミネール11巻 『精神分析の四つの基礎概念』の読解

東京ラカン塾精神分析セミネール 2014-15年度 第二学期と第三学期では,Lacan の Séminaire XI, Les quatre concepts fondamentaux de la psychanalyse, 『精神分析の四つの基礎概念』の読解を行います.

第二学期は2015年01月16日から03月06日までの8回,第三学期は04月10日から07月10日まで(ただし05月01日と05月08日は休み)の12回を予定しています.計20回のセミネールの各回を,Lacan の Séminaire XI の計20章の各々の読解に当てます.

1964年1月から6月までの半年間,Lacan が精神分析家ではない者を多数含む聴衆の前で行った初めての Séminaire である『精神分析の四つの基礎概念』は恰好の Lacan 入門書と評価されており,その解説の試みは過去に既に幾人かにより為されていますが,それらは必ずしも納得の行くものではありませんでした.

東京ラカン塾精神分析セミネールでは,Freud と Heidegger と Lacan とのボロメオ結びに基づき,存在の真理の現象学的構造から出発して,Lacan が問い続けた精神分析の主体に関わる問いを,我々もみづから改めて問い直します.

参加者は,Séminaire XI, Les quatre concepts fondamentaux de la psychanalyse のフランス語テクストを各自御用意ください.フランス語を読めない方は邦訳を御覧になっても結構ですが,読解はフランス語原文に基づいて行います.フランス語原書の入手が困難な方は,東京ラカン塾へ御連絡ください.


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