2018年9月9日

2018-2019年度の東京ラカン塾精神分析セミネールのお知らせ



2018-2019年度の東京ラカン塾精神分析セミネールのお知らせ


今年度の 東京ラカン塾 精神分析セミネールは,10月19日に開始されます.

日時 : 2018年10月19日,19:30 - 21:00
場所:文京区民センター 2 階 C 会議室

昨年度から始めた Lacan の Télévision の読解と解説を継続します.第 IV 章から再開します.

参加費は無料です.事前の申込や登録も必要ありません.テクストは,各自持参してください.

初回以降の日程と場所の詳細については,こちら を御覧ください.

また,毎月の最終回は,ラカン読解ワークショップ です.使用するテクストは,引き続き,L'instance de la lettre dans l'inconscient freudien et la raison depuis Freud です.

夏休み中に,ある人から Le séminaire sur "La Lettre volée" に関する質問を受けました.それに対する回答として,短い英文テクストをふたつ,blog に書きました :

1) The Signifier Phallus in Lacan’s Teaching ‒ in reference to the apophatic ontology and its topology as the pure foundation of psychoanalysis


なぜ「Holofernes の首を切る Judith」を挿絵に用いたのか?と,ある人が Facebook で質問してきました.彼女は,形而上学のイデア的な頭を切り捨てる女です.

Heidegger は,1964年に行った講演 Das Ende der Philosophie und die Aufgabe des Denkens[哲学の終焉と思考の課題]において,形而上学の死亡診断書を公開しました.にもかかわらず,その亡霊はなおも世界中をうろついています - ニヒリズムとして.今,その亡霊を最終的に始末することが,思考し得る人間が引き受けるべき課題です.

では,10月19日に再会しましょう.御質問等は,ogswrs@gmail.com へ御遠慮なくお寄せください.

小笠原晋也

0 件のコメント:

コメントを投稿